独立までの道のり

雇われた高収入はいらない。 どうせなら自身で稼ぎたい。 ずっと働いていた会社を辞め、自身で生きる。 勝手気ままな仕事とプライベート ほとんど独り言・・・。

    タグ:福島

    「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います」

    31歳自衛官「俺が終わらせてくる」と子供に告げ原発に突入
    http://news.livedoor.com/article/detail/5449474/


    どうしても言いたい。
    仕事柄、自衛隊のお客さんも多い。
    東京電力に知り合いもいる。

    福島で起きている原発事故。
    ハイパーレスキューの方や自衛官のほか、もちろん東電の作業員もいる。

    国や自衛隊に頼る前に東電の社員、幹部が突入してほしいと個人的に思う。
    ほんとに今の現状は大変な状況だと思う。

    自然災害によって起きた原発事故はある意味仕方ない。
    一生懸命復旧しようとしているのもわかる。
    作業員もほとんど不眠不休で作業しているのも知っている。

    世間では、管総理のリーダーシップがどうのこうのと叫ぶ声もあるが、
    東電のトップがリーダーシップをとってもっと活動してほしい。
    もちろん、してないわけではないししていることも知っている。

    でも、自衛官や下請けの作業員を最前線に置くのは疑問がある。

    電気は生活に必要だし、そのための原子力発電も必要なんだと思う。
    事故が起きた時、不測の事態が起きた時にどう対応するかが大切なんだと考えている。

    そのために、普段高い給料をもらっているし個人でも電気代を毎月払っている。
    商売としては一生個人から売上を立てられる商売。
    儲かるものいいと思う。

    でもこういうときに責任を持って行動してほしい。

    "誰か"が最前線に行かなければいけないし、"誰か"が犠牲になるのかもしれない。
    その"誰か"は東電であってほしい。

    もう悲しい報告は聞きたくない。

    福島県の原発事故が毎日のようにニュースで取り上げられている。
    最近では地震よりもその話題の方が多い。
    話題に困ったメディアが無理やり取り上げて、不安をあおるような感じも見受けられる。

    それによって外国人の出国が増え、東京から移動する人も出てきた。

    実際どうなのか?!

    私自身は専門家ではないが、今のところ東京ではほぼ問題ない。
    正しい知識を入れておけばそういう対処も出来る。

    大切なのは"放射線の数値がどれくらいなのか"ということ。
    火災が起きても燃料が溶けても、注視すべき点は"放射線の数値"となる。

    まずは単位。
    「マイクロシーベルト(μSv)」とか「ミリシーベルト(mSV)」という単位。
    1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルト。

    身体に影響が出るとされているのは"200ミリシーベルト以下"(200mSV)。

    メディアが「500μSV(マイクロシーベルト)」とか「1000μSV」とか言うのは、気にしなくて良いレベルです。
    ウン百倍とか大げさに報道するのも実際の数値以外は相手にしなくてよいといえます。

    ちなみに・・・
    CTスキャンを1回すると「6900μSV」
    胃のX線集団検診を1回すると「600μSV」


    3月18日の午前中に西門付近で計測された3号機の数値は「270.5mSV」。
    これは200mSVを超えているので高い数値です。問題です。

    ここでの単位は1時間当たりという数値ですので、3号機の横に防護服ナシで1時間突っ立っていれば270.5mSVの放射線を受ける(=被爆)ということです。
    その場合はすぐに避難です!

    さらに現在は避難勧告が出て、一般人は近寄れない状況ですが放射線は距離にも関係してきます。
    "距離の2乗に反比例する"ということです。

    数学っぽいですが・・・、距離が離れれば威力が小さくなるという事です。
    5m離れれば1/25
    10m離れれば1/1000

    という数値になります。

    だから東京に住んでいれば実際はものすごく小さな数値となるわけです。
    現在の数値が高くなれば東京から避難する必要も出てきますが、現在の状況だと特に問題ないということです。

    ただし放射線は風にのるため、東京でも放射線が検出される事があります。
    その場合でも拡散されるため数値は微々たるものです。


    ちなみに、よく聞くラジウム温泉でもラドンを含んでいるので「1〜15μSV」となっています。
    温泉中のラドンから放出される微量の放射線を吸収することで、身体の細胞を刺激し、免疫力向上、血流の改善の効果があるといわれています。


    繰り返しますが大切なのは放射線の数値なので、現在の数値を見守ってしっかりとした知識があれば振り回されずに済みます。

    大変な状況なのは現地で作業されている原発関係者や自衛隊の人たちです。
    現在50人の作業員が作業しています。
    中には定年を半年後に控えた状態で志願した人もいらっしゃるようです。

    覚悟を決めて志願し、作業に挑む人たちを応援したいと思います。
    大げさな情報に惑わされずに、現地でがんばっている人たちや被災された人たちを支援することが今の自分に大切な事だと感じます。



    【参考】
    ガラパリ(ブラジル)の人が年間に受ける自然の放射線量「10 mSv
    日本人が1年間に自然から受ける平均の放射線量「2.4 mSv
    原子力施設の公衆への規準(年間)「1.0 mSv」(実際はこれより低い値)
    成田・ニューヨーク間の国際線航空機片道飛行で宇宙線からあびる量「0.2 mSv



    放射能





    このページのトップヘ